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3月11日(水)
ハイブッシュ系を枯らさない秘訣 ブルーベリーの栽培では、ハイブッシュ系はやはりとても難しいです。ノーザン、サザンともにたくさん枯らしてきました。今回は枯れた場所に、再び植えなおしをして栽培しようと挑戦しています。 レガシー3年生 「ド根性栽培」という栽培法がポピュラーになってきていますが、それはラビットアイ系に適用する栽培法で、ハイブッシュ系には適用できません。 ここでは基本に立ち返り、接ぎ木苗を使って植え付けようと思っています。 大切なことは、ピートモスをしっかり使い、pHの調整に焦点を当てています。 植え付けに際して、直径80cmくらいの穴に、40リットルのピートモス、微粉硫黄200g~300gを投入しています。それにモミガラ約8ℓ、緩効性の肥料を50gほど混ぜました。植穴は、シャベルまたは耕運機を使って深く掘りました。そこに2,3年生の苗を植えています。 植えながら思ったことは、「ピートモスを土ときれいに混ぜ合わせる必要はないのではないか」ということです。ブルーベリーは本当にピートモスが好きで、掘り起こされた枯れた根は、ピートモスの塊の中に
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4 日前読了時間: 3分


2月25日(水)
チュウゴクアミガサハゴロの対処法 剪定をしていると、チュウゴクアミガサハゴロモが卵が至る所で見られます。見つけるたびに切り落としますがかなり手間です。 前回はハイブッシュ系に多いと書きましたが、ラビッ トアイ系ではティフブルーとブライトウェルによくみられます。この虫のために廃業した園もあるという話を聞き、真剣に取り組む必要性を感じています。 適応農薬はありませんが、ブルーベリーに使用可能で有機JAS農薬に適合しており、越冬中の害虫に影響力のある「石灰硫黄合剤」と「マシン油」の二つで検証を行おうと思いました・ ペットボトル① 産卵された枝を切り取ってペットボトルに入れて孵化を観察 ペットボトル② 産卵枝をマシン油(希釈倍率20倍)に1回浸したボトル ペットボトル③ 産卵枝を石灰硫黄合剤(希釈倍率10倍)に1回浸したボトル ペット④ 枝の産卵部分をセロテープで覆う 二つの有機農薬やテープは効果があるかどうか観察しようと思っています。 ブルーベリーの接ぎ木 2種類の接ぎ木 接ぎ木をしました。接ぎ
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2月25日読了時間: 3分


2月11日(水)
2月5日(木)にブルーベリー協会主催の剪定講習会に参加しました。講師は協会の副会長の小尾能敏先生で、ブルーベリーの世界ではとても有名な方です。 会場から見た神戸の夜景 一語一語が参考になることばかりでした。 「剪定の際に、花芽の枝の近くに、花芽を落として葉芽だけの枝を残すことで、葉で作られた栄養が花芽に来て甘い実を作る」、「冷凍ブルーベリーを作る際にはブルーベリーは洗わない。それは*ブルームを残すため」とうことばは非常に参考になりました。 *「ブルーム」 とは 果物 や 野菜 の 果実 に おける、果皮表面の白い粉のように見える 蝋 状の物質 。 熟した新鮮な果実によく見られるもので、果実から自然に分泌されている天然物質であり、人体には無害である。 果実の水分蒸発を防ぎ、病気などから果実を保護する。また、果粉のつき具合によって鮮度の判断をすることができる。(Wikipedia) ブルーベリーの植える場所を作っています。 ピートモス約30ℓ、もみ殻約10ℓ、硫黄約100g、緩効性の肥料約50gを植える場所に積み上げ、上から耕運機で押さえつけて地中深
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2月11日読了時間: 2分


1月28日(水)
剪定済みの木 木は何もしないでおくと太陽の光を求めてどんどん上に伸びていきます。人間は、剪定をすることで自分たちのニーズに合うように育てます。 果樹の場合、大きな甘い実を収穫するために、木の特性を考慮しながら、人間に都合いいように切り詰める技術を考え出しました。 ブルーベリーの場合、上は手の届く高さに抑え、下はあまりかがまないで収穫できるようにします。その作業が大変なことを栽培し始めて初めて気が付きました。 どの果樹もそれなりに大変だと思いますが、ブルーベリーは一本一本、それぞれの個性に応じて、冬の寒さの中、立ったり座ったり、前や後ろに行ったりして、樹形や芽の位置を見ながら切っていきます。1本につき10分から40分くらいかかります。 そうしているうちに、他の木も関心を持ち、どうやって切ったらいのかよく考えるようになりました。それなりの利点があるものですね。 たくさんのチュウゴクアミガサハゴロモ チュウゴクアミガサハゴロモの被害は、大したことはないと思っていましたが、園の西端に植えているブライトウェル数本の被害は深刻です。かなりの枝に卵が付いていま
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1月28日読了時間: 3分


1月14日(水)
大実のための剪定の役割 大実をつける条件はいろいろあると思います。品種、肥料、環境、剪定、花芽剪定などがあげられます。どの要素も必要だと思います。 ここでは、剪定についての考察をしてみます。 前年に剪定をしなかったり甘く剪定をすると、細く小さな枝がたくさん出てきます。この場合、大きな実は期待できません。 その際、ほとんどの小枝を落とし、先の方で花芽のついた枝を1,2本だけ残します。その他は切り取り、次の年の太い枝についた花芽と大実を期待します。 写真の場合、中央右の枝を残し、周りの小枝をすべて落としました。 剪定は2年がかりの作業だと思います。 Boysenberry(ボイセンベリー) ついに見つけました。幻のベリー、ボイセンベリーです。普段は、ほとんど見られませんが、先日、松原市のHANDSMANに行くと、一株だけ残っていましたので、思い切って買いました。 これは、ブラックベリーとラズベリーとの交配種であるといわれています。ブラックベリーのように見えますが、収穫の際に花托がベリー本体から離れるのでラズベリーの特徴を持っています。 滋賀県 高島市
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1月14日読了時間: 3分


1月1日(木)
あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします このブログでは、当園のブルーベリーの栽培の記録、それ以外の果実を中心とした作物の栽培や園の話題の報告を行っています。 このブログをもとにいろいろな果樹栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。 昨年、特に話題になりましたが、外来昆虫の「チュウゴクアミガサハゴロモ」というカメムシ目の昆虫の卵が、当園でも昨年多く見られました。ブルーベリーやブラックベリーの細い枝に卵を埋め込みます。左の写真のように、白い筋のような産卵痕が多くみられるようになりました。 その部分の枝は、一般に細く、曲げるとすぐに折れます。数年前から当園では少し見られるようになりましたが、今年は特に目立つようになりました。 ラビットアイ系はほとんど見られませんが、ハイブッシュ系は結構多くみられるようです。剪定中に見つけると、優先的にその枝を切り落とします。 いよいよ剪定のシーズンに入りました。毎日寒いですが、これから本格的に剪定を始めます。 剪定の際に、太い今年伸びた枝から挿し木用の穂木を取り出します。いわゆる「休眠挿し」の準備で
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1月1日読了時間: 3分


12月17日(水)
来年の戦略? 昨年6月初め、産直市場にブルーベリーが熟したので出荷しました。すると、だれもブルーベリーを出していませんでした。この地域ではブルーベリーは余り栽培されていないのだな、と一人合点しました。 ところが、7月に入ると他の園からの出荷攻勢が始まりました。和歌山県や奈良県の栽培者はとてもたくさん出荷してきたので驚きました。 また、いろいろなブルーベリー園のホームページを見ていると、開園は7月からというところがとても多いのです。 そこでようやく気付きました。ハイブッシュ系のブルーベリーは関西では余り栽培されていないのだなあと。 ハイブッシュ系は大粒も多く、甘みと酸味のバランスがよく、種のざらつき感もなく生食に適しているといわれています。 来年度は、当園の強みにフォーカスした販売を行っていきたいと考えています。 (写真右上はハイブッシュ系ブルーベリーの木々。ハイブッシュ系は渡り鳥の被害防止でネットをかけています。ラビットアイはネットはしていません。) サザンハイブッシュ:ミスティ 前回はサザンハイブッシュ「シャープブルー」について書きましたが、今
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2025年12月17日読了時間: 3分


12月3日(水)
ブルーベリーを購入する際に、別の種類をペアで植えたら実がよくつくと言われます。それについての説明します。 ブルーベリーには「 自家不和合性」 といって、自分の花粉だけでは、実がつきにかったり、小さくなったり、収量が減ったりする性質を持つ品種が多くあります。 実際にブルーベリーの中には、自分の花粉と認識されると、めしべの側で花粉管の伸長を妨げたり、受精プロセスを停止させたりすることで、受精が成立しないように機能します。これは植物の重要な生殖戦略の一つで、遺伝子の多様性を維持し、種の存続を確実にするためなのです。 従って、多くの実をつけるためには、別の品種の助けが必要になるのです。 (そうする必要のない品種もあります。) これは ブルーベリーに限ったことではなく、一般に果樹栽培でもよくあることです。 (写真は人気の高いサザンハイブッシュ系の「オニール」と「ミスティ」です。お互い受粉樹です。) サザンハイブッシュ系のユニークな品種に「シャープブルー」があります。現在、あまり色づくことなく葉は落ちないで残り、その上、先月末から花が咲き始めました。
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2025年12月3日読了時間: 3分


11月19日(水)
ハイブッシュ系とラビットアイ系はよく対比されますが、同じブルーベリーにもかかわらずいろんな違いを痛感します。栽培家の立場から思うに、まったく別の植物というイメージがあります。今回は紅葉について報告します。 ハイブッシュ系の葉の色の変化は特徴的です。特にノーザンハイブッシュの木々は赤く染まるのです。左はアーリーブルーで、燃えるような赤と空の青とのコントラストにうっとりします。サザンハイブッシュ系も赤く変化する品種があります。 それに対して、ラビットアイ系は、種類によって違いはありますが、緑から茶色や黄色や薄い赤に変化しますが、鮮やかということはありません。 コガネムシはブルーベリーの大敵といわれます。なぜなら根を食べてブルーベリーを枯らすからです。私の経験から仮設を考えてみました。 ハイブッシュ系の葉は、品種にもよりますが、コガネムシによる食害が見られます。オニール、スパルタン、チャンドラーなどです。当園のラビットアイ系では見られません。 ハイブッシュ系は、粒が大きく、食味がいいといわれ、コガネムシも人間同様に好きなのではないでしょうか。...
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2025年11月19日読了時間: 3分


11月5日(水)
先月末、4月に挿し木をしたブルーベリーを「鉢上げ」しました。 かなり前からしなければならないと思っていましたが、忙しさにかこつけて、なかなか取り組めませんでした。 2,3カ月遅れです。しかっりと根が張っており納得のいく状態でしたが、遅かっただけに、葉や茎は成長が遅れている気がします。もっと早く鉢に移し替えていれば大きく育っていたことでしょう。 成功したのはラビットアイ系とピンクレモネードのハイブリッド系でした。 ハイブッシュ系は、今回ほとんど枯れました。原因は、鹿沼土やピートモス以外に培養土を不用意に入れたことだと思っています。栄養のない土で育てるのが挿し木の原則でした。 もう少し酸性を強めた方がよかったのかもしれません。そのあたりのことに注意して、来年はハイブッシュ系もしっかり育てたいと思います。 夏に茂ったブルーベリーの剪定を行っています。いったん切り始めると、交差枝や下垂枝も気になってどんどん切っていきます。そうすると本剪定に近づいてきて、時間もかなりかかります。 ここは、あっさりと内向枝の切除に力点を置き、10分くらいで切り上げて時短を図
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2025年11月5日読了時間: 3分


10月22日(水)
10月12日(日)に東京で開催された日本ブルーベリー協会主催のシンポジウム「溶液栽培の現状と経営」に参加してきました。 私の園は露地植え栽培なので、溶液栽培について詳しく知って大いに参考になりました。 溶液栽培は、いろいろな点で普通の栽培と異なっています。園内に防草シートを敷き詰め、等間隔にブルーベリーの大鉢を配置し、そこに水と液体の肥料をホースでブルーベリーに送ります。 鉢の中には土の代わりに生け花などに使う「アクアフォーム」を入れています。鉢は軽く、木の成長も露地植えの倍ほどのスピードで大きくなります。とても合理的な栽培方法だと思います。新しい観光ブルーベリー園のかなりは、このシステムを利用しているのではないかと思います。 システム化されているので無駄なく栽培に専念することができます。草刈りに明け暮れる私のところと違って、沢山の時間が生まれますので、いろいろなことをすることが可能になります。 二人の栽培家の方が様々なユニークな取り組みを報告されました。 発表を聞いて思ったことは、「我々はブルーベリーの摘み取り」だけを提供するだけではなく、「栽
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2025年10月22日読了時間: 3分


10月1日(水)
夏剪定を苗木でもやっています。 これは、基本的には成木と同じ考えで行っています。 内向枝を取り交差枝を間引き、光と風が木の中に入るようにします。また、どんな樹形を作っていくか、3本仕立てか4本仕立てくらいのイメージを持ち、不要な枝を切っていきます。...
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2025年10月1日読了時間: 2分


9月17日(水)
写真は、剪定前のピンクレモネード(成木) ピンクレモネードは本当に樹勢が強い品種です。一般に、ブルーベリーはよく枯れますが、ピンクレモネードは過酷な条件でも生き生きしています。葉が細く厚みがあるのがその原因でしょうか。 実が付かないという致命的な問題を抱えています。受粉樹と...
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2025年9月17日読了時間: 3分


9月3日(水)5日掲載
[秋の気配] 9月に入りました。8月の下旬から空気に秋の気配を感じるようになってきています。しかし、太陽の光と熱が強すぎるので、午後は依然として耐え難い暑さになります。 そんな中で、毎日苗木に水やりをしていると、苗木は敏感に季節の変化を感じ取っています。葉の色が少しずつ変わ...
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2025年9月5日読了時間: 2分


8月20日(水)
中央上の枝 切り取り前 切り取り後 夏剪定1 7,8月 ブルベリーの枝はどんどん伸びます。放っておけば、3mを越えて成長したり、樹形がいびつになります。シュートや上に伸びた枝はさらに上へと伸びていきます。 それに気づけば、その都度先を折っていきます。「その都度剪...
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2025年8月20日読了時間: 2分


8月6日(水)
植物の栽培は、一般にさんさんと降り注ぐ光が必要と考えがちですが、ブルーベリーはそうでもないのです。 一般に、ブルーベリーの遮光率は30~40%でよいといわれ、100%の光を必要としません。 強い直射日光は、葉焼けの原因となったり、果実の品質不良をまねいたりします。従って、夏...
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2025年8月6日読了時間: 3分


7月23日(水)
ブルーベリーの苗は、十分な日光が必要ですが、夏の強い直射日光は強すぎます。そのために、葉の色が薄くなったり、葉焼けで赤みを帯びてきます。 理想的な日照時間は1日6~8時間程度と言われています。 そこで、私のところでは、苗木の一部を建物の北側に移したり、大木の下の日陰に移動し...
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2025年7月23日読了時間: 2分


7月9日(水)
ブルーベリーの一品種のピンクレモネードが来園された皆さんに好評です。ピンクのブルーベリーを見たことのない人がほとんどなので、新鮮な驚きを感じていただいています。 ピンクレモネードは、木はどんどん大きくなりますが、実のつけ方に関してはよくわかっていません。...
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2025年7月9日読了時間: 2分


6月18日(水)
ブルーベリーのハイブッシュ系が現在主役です。早生の品種のオニールとシャープブルーは6月の上旬から現在に至るまで大活躍してくれています。 少し、小さくなりましたが。歯ごたえがよく、甘い品種で、大きさも中くらいで優等生です。出荷先でも好評です。...
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2025年6月18日読了時間: 2分


6月4日(土)
前回、葉の一部が枯れ始めるのは水のやり方の問題だといいましたが、どうも間違っているようです。 「肥料焼け」のようです。5月の初めに化成肥料を与えたのが影響したと思います。少量のつもりが、3年生苗で大きいので、多く与えてしまったようです。...
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2025年6月4日読了時間: 2分
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