8月20日(水)
- ktkoji28
- 8月20日
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更新日:8月27日


中央上の枝 切り取り前 切り取り後
夏剪定1 7,8月
ブルベリーの枝はどんどん伸びます。放っておけば、3mを越えて成長したり、樹形がいびつになります。シュートや上に伸びた枝はさらに上へと伸びていきます。
それに気づけば、その都度先を折っていきます。「その都度剪定」といいます。7,8月に行います。高さを抑え、葉や花芽の増加を期待しています。
伸びた枝を折ると、その枝から2,3芽が出てきて枝に成長します。その枝に葉や花芽が付き実がなります。
極端な高さの部分を低くして樹形を整え、増えた葉が光合成により栄養をつくり、花芽が増えます。実施の時期が大切です。9月になると花芽はつかなくなります。


剪定前 剪定後
夏剪定2 8,9月
8月中旬から9月にかけて軽めの剪定を行います。ポイントは、内向枝を取り交差枝を解消し、込み合っている部分を軽くすきます。そうすることで、木の中に光や風が入るようにします。
また、下に垂れた枝を切り落とします。樹形を乱す枝や、木と木が接していれば枝を短く切ります。
この剪定では、あまり切りすぎないようにしています。
これによって樹形が整い、木の中に風や光が入り、防虫効果もあります。一本一本木のチェックもでき、さらに冬に行う本剪定が楽になります。また、台風などの強風で木が飛ばされるのを防ぎます。
細部にこだわらず、1本あたり5分から10分くらいで、スピード感を持って速く切っていくといいでしょう。

前回も書きましたが、苗木にとってはこの夏はかなりきついようです。
写真は、サザンハイブッシュのオニールです。太陽に焼けたのでしょうか、ほとんどの葉の中心が黄色になり、周りは茶色になっています。
ラビットアイ系の苗は様々で、変わらないのもあれば、黄色っぽく変色しているものもありますが、オニールほどひどくはありません。
枯れないと思うのですが、成長が遅くなるのは否めません。
来年は、苗木を遮光しようと思っています。ハイブッシュ系の成木はあまり影響は見られませんが、遮光できればもっと元気になると思っています。
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