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9月17日(水)

  • ktkoji28
  • 9月17日
  • 読了時間: 3分
写真は、剪定前のピンクレモネード(成木)
写真は、剪定前のピンクレモネード(成木)

ピンクレモネードは本当に樹勢が強い品種です。一般に、ブルーベリーはよく枯れますが、ピンクレモネードは過酷な条件でも生き生きしています。葉が細く厚みがあるのがその原因でしょうか。


実が付かないという致命的な問題を抱えています。受粉樹としてブライトウェルがいいとよく言われます。

当園でもたまたまそのように植えている箇所がありますが、他とあまり結果は変わらないようです。


私は、樹勢が強いために、栄養成長(根・茎・葉を増やし体を大きくする成長に栄養が回り、生殖成長(花を咲かせ、実をつけ子孫を残す成長)に栄養が回らないので、実がなりにくいのではないかと思っています。


当園では一昨年から実をつけ始めましたが、小さい実が多いのが問題です。剪定で何とかならないか試します。




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成木と並んで、2年生苗木の剪定も並行しています。

最初に、3か4本のどちらで仕立てるか、イメージを持ち、それからはさみを使って内向枝や交差枝や並行枝などを落とします。冬剪定と違って葉を多めに残します。


剪定をすることで、夏までに伸びた葉や茎で混とんとしていた木から、新しい姿が表れてきます。頼もしくまたうれしくなってきます。


夏剪定で、葉を多めに残してみました。



写真は、剪定後のピンクレモネード(苗木)




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現在、ブルーベリーの枝の先では、葉芽の一部が花芽に変わってきています。1つの花芽から10個ほどのブルーベリーがなります。


枝先の葉を切ったら花芽が少なくなるといわれています。9月の中旬以降は、葉芽はもう花芽に変化しないといわれていためです。


しかし、私は、少し違う考えを持っています。

まず、花芽は9月中旬以降でも新しくできるようです。たとえば、2年生の苗木は花芽をすべて落としますが、その後にも結構花芽が付きます。


また、花芽はたいていの場合多すぎるのわざわざわざ

わざ花芽剪定をします。大きな実を作るには、3分の1から半分以上の花芽を落とします。

写真は、剪定後のピンクレモネード(成木)


たとえ夏選定が遅いために花芽が少なくなったとしてもそれほど問題はないと考えています。春の花芽剪定をしないと実が大きくならないのです。



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マルベリーも樹勢の強い木です。挿し木にしてもよくつきます。


左の鉢は、毎日水をやっていましたが十分に与えていなかったようで、葉が落ちてしまいました。枯れたと思い水をやめました。数日後、試しに水をあたると、真ん中から緑の葉がどんどん出てきました。枯れた枝の芽から葉は出てきませんでした。


枯れてしまったと思っても、水を与えていると、まだ根が大丈夫なら復活します。ブルーベリーでもよくあります。


枯れたと思ってもあきらめずに水を与えてみると新芽が出てきます。

ただし、半年は成長が遅れてしまいます。 

写真は復活したマルベリー(苗木)



 
 
 

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ベリーガーデン 喜田

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