5月21日(水)
- ktkoji28
- 5月22日
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最近、ブルーベリーのベテラン栽培家の人たちの意見交流会に参加させてもらいました。栽培歴50年余りの人たちもたくさんいて、学ぶことの多い機会でした。

その中で、話題に上った一つに、ピンクレモネードはなぜ実が付きにくいかということです。
樹勢が強く木は大きく育つのですが、花から実にならないのです。たくさんの花が枯れて、まるで、溶けてしまうような印象を受けます。
私の場合、4年目くらいから実をつけるようになりましたが、花芽の数に比べるとかなり少ない数です。
色がピンクで、独特な風味と甘さも安定しているので、栽培家はみなさんは大量に収穫できることを望んでいるのでしょう。
インターネットではいろいろな説が飛び交っていますが、決定打はないようです。
当園も50本ほど植えており、主力商品の一つにしたいと思っています。
来られた方は、とりあえずお楽しみください。6月中旬頃がいいと思います。

写真のブルーベリーの苗をご覧ください。葉の端がすこし茶色に変わっています。
かつて、この原因がわからず困ったことがありました。これは一体何の病気なんだろう、と思い悩みいろいろ調べてみましたがどこにもありません。
ある時、偶然わかりました。
これは病気ではなく、水不足なのです。鉢植えの場合、水をかけたとしても水が鉢全体にいきわたらないことがあります。そういう時によく出てくる症状です。
これらの葉は、触るとすぐに落ちます。そこからまた新しい葉が出てくるので問題ありません。
水を与えるときにたっぷり与えることが大切ですが、意外と難しいと思います。
「水やり3年」とはよく言ったものです。

今の時期のブルーベリーはたくさん実をつけています。かなり花芽を落とし、花を落としてきましたが、実が実り始めると、まだたくさんつきすぎていることに気が付きます。そこで小さな実を摘み取ります。
3,4月の花芽剪定後も、花芽が出てきたり、1つの花芽からから10個あまりの実ができるのでたくさん実が付くのでしょう。
一体いくら摘み取ればいいのか、と思いつつ実を落とします。

当園で一番早く実るベリーはイチゴですが、その次はマルベリーです。珍しい3種類を含め合計4種類栽培しています。現在、たくさん実をつけています。一般に糖度が低いといわれ、確かにそんな経験をかつて何回かしました。しかし、今年はそれなりに糖度が乗っていて、生でおいしく食べることができます。
しかし、実をつけすぎています。このまま実らせてしまうと、木が疲れてしまい、来年実をつけないかもしれません。最悪枯れてしまいます(経験済み)。
太い幹から出る新梢の結果枝に、5~10個の実がついていますが、2個くらいに減らします。ブルーベリーと同じですね。まだ若木ですのでそれほどたくさん収穫できません。が、来年あたりから本格的な収穫ができるかもしれません。
食べた後、手に濃い紫の果汁がついてなかなか取れません。服につくと大変です。
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